今回日本のアイドルグループSMAPの解散騒動について感じた点を書きてみた。

先ず、私が感じたことは一つだけでそれは「巨大組織のメリットとデメリットだ」。
この騒動は約1週間ニュースにも取り上げられた。
本当の詳細は当事者しかわからないのは当たり前で事務所、会社、メンバー間にどのようなディテールがあったかは
知る由もない。
しかしいち視聴者として今回の騒動は違和感を覚えざるを得ない点がある。

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私の知る限りこの騒動によりテレビの瞬間視聴率は37.2%、ツイート数1分間で3万弱ツイート
この予想だにしないツイートでサーバーがダウンするという事態になる。
その後ツイート数は1時間で94万ツイートと記録した。

この件に関して国会でも安倍首相は「グループ存続は良いことだと」発言
いちアイドルの騒動に国会にさえ影響する異例の騒動となった。

この騒動は日本だけに留まらずアメリカのニューヨーク・タイムズやイギリスのBBCにも取り上げられた。

我々が知っている情報はメンバー5人の内4人は独立し1人は残留ということだ。
結果、解散は免れそのまま5人で活動するという結果で落ち着いた。

今回の一連の騒動が視聴者に与えた巨大組織への反発はグループのイメージを下げるばかりでなく
メディア通じて反省という名の抑圧を露呈する形で幕を閉じた。

全ての世界で言えることは絶対的権力を持つ組織への反発は単なる謝罪では済まされないということだ。
つまりは個の意見一つで組織に勝つことは出来ないということであり、個が輝くその裏には絶対的君主組織、
いうならば暴君が持っている権力の前では組織に属している個は劣等されるということだ。

SMAP騒動を終えて