ランディングページの上から二番目に位置するのがユーザーの共感を得るために書く共感部分です。

この部分にはいきなり商品を載せずテキストでユーザーも共感を得るようにライティングします。

商品を載せないのにはもちろん理由があります。

それはランディングページの目的が、単に情報を伝えることでなく

商品の購入力や資料の請求力という、ユーザーの行動心理を求める点に大きく関係しています。

もしあなたがレジにならんでして

「すみません、先に会計させて頂けませんか?」

「すみません、具合がわるいので、先に会計させてくれませんか?」

もしあなたがレジ待ちをしていて、後ろから声をかけられたら、どちらの場合に順番を譲る気持ちになりますか? 後者の方が譲る気にな

ると思います。 

この一言を添えるだけで違いが出る理由は、後者は「緊急事態」という事実を、両者が共有するからです。

本来伝えたいことを伝える前に、何らかの事柄を共有することで、言葉を受け入れる準備が整います。このような準備のステップを踏まない限り、

どれだけ商品の素晴らしさを伝えても、その素晴らしさは相手に伝わりません。商品の素晴らしさを効率よく伝えるために、このような準備ステッ

プが必要になると、ご理解ください。