コンバージョンというマーケティング用語を理解するには専門用語を覚える必要があります。

基礎中の基礎の用語なのでこの機会に覚えましょう。

先ずユニークコンバージョンと総コンバージョンという言葉があります。

ユニークコンバージョンとは、ユーザー単位のコンバージョンの事です。

あるユーザーが、商品AとBを購入したとします。AとBを買っていますから、購入=アクションは2回ですがユニークコンバージョンは、これを

1回とカウントします。

同一のユーザーの場合アクションが2回でも、同一ユーザーであれば1回とする。これがユニークコンバージョンの考え方です。

これに対し同一ユーザーでも、商品AとBを購入すれば2回とカウントする。これを総コンバージョンの考え方です。

ユニークコンバージョンは、同一ユーザーの2回目をカウントしませんから、コンバージョンを顧客獲得の視点から評価するのに適した見方です。

一方の総コンバージョンは、同一ユーザーの2回目をカウントします。コンバージョンを売上視点から評価するのに適し見方です。

コンバージョンと言ってもユーザー視点で評価するか、アクション視点で評価するかで数字が変わる。

それはコンバージョンを顧客獲得でみるか、売上げで見るかという経営姿勢に関係ということになります。さらに大事なポイントは同一ユーザーを

識別する期間です。1回目の購入から2回目までが何日間なら、同一ユーザーと識別するかという事です。

グーグルアドワーズ広告の場合、30日を期限として同一ユーザーを識別します。したがって第1アクションと第2アクションの期間が30日を過

ぎれば、同一ユーザーであっても別ユーザーとなり、アクション数は2になります。