前回はビュースルーコンバージョンの考え方について説明しました。一応に理解出来たらコンバージョンの数値化には、限界があるということを理
解しなければいけません。
グーグルアナリティクス(GA)に代表されるアクセス解析を例にすうるとネット広告は以前に比べ比較にならない複雑かつ便利になっていてユーザー
行動を可視化できます。それはユーザーの行動をクリックで記録出来るということです。
クリック履歴という膨大なビックータを統計処理しユーザーの行動パターンや数値をグラフや図表で表示してくれます。
しかしながら広告効果は、必ずしもクリックとリレイトしているわけではりません。ビュースルーCVでお分かりの通りその場でクリックしなくて
後から別ルートでコンバージョンする場合があるわけです。
ビュースルーCVは、クリック連鎖から掴めなかった、間接効果を計測できる点で大きな進歩がただ同じ問題は、他の場面でも発生しています。
例えばある日に配信したメルマガの、コンバージョンが高かったとします。それはその日のメルマガが、優れていたからだと判断するのは早すぎま
す。なぜなら御社サイトのページを読みその後にメルマガを読んだ結果コンバージョンに至ったケースがあるからです。
このようにコンバージョンとは、クリック連鎖だけで全てを判断できないということです。ネット広告、ソーシャル、Web、メルマガ等、ユーザ
ーに提供している情報の、全体から評価することも必要になるわけです。
コンバージョンはネット集客の出口でありながらゴールでもあります。全プロセスの最後に位置する指標ですから、「瞬間の視点」と「全体を把握
する視点」のどちらが欠けても、正しい評価ができなくなると理解して下さい。
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